nonのおちび日記

先天性横隔膜ヘルニアと診断されたおちびの日記です

里帰り前

病気の診断を受けたのが7月上旬で、すでに妊娠35週だった。

 

同じ病気を診断された人が書いているブログを読むと、もっと早くに診断されている人の方が多い気がする。

 

里帰り前最後に受けた32週の健診のときにお医者さんが「心臓と胃が近い気がする」「エコーの見方かな…」と言っていたのを思い出す。その時はこんなに重大な病気だと思っていなかった。

その日はさすがに少し不安で旦那に話して、「心臓   胃   近い  胎児」とかってキーワードで検索してた。見た中に横隔膜ヘルニアという病気は確か見当たらなかったような。目に入ってなかっただけかもね。親には余計な心配かけたくないから、里帰りでの健診前には話していなかった。きっと驚かしちゃったよね。

 

もう36週に入って、手術まであとわずか。病気がだいぶ早くに見つかった場合は胎児手術の選択肢もあるみたいだけど、私にはそんな時間がなかった。早く病気が見つかっていたら何か変わったのかな?不安な気持ちが長く続いていたのかな、それとも病気と向き合う心構えがもっとあったのかな。

 

病気のことを知ってもちろん落ち込んだ。でもわりと落ち着いている方かな、と自分では思う。里帰り前に診断されていたらどうなっていたんだろう。どこで産むかきっともっと悩んだんだろうな。